令和8年度の技術士第二次試験 建設部門 建設環境の選択科目Ⅲは、Ⅲ-1が生態系ネットワークの構築・維持、Ⅲ-2が循環資源の利用拡大を主題とし、どちらも(1)技術課題の抽出→(2)最も重要な技術課題への解決策→(3)リスクと対策の3段で書かせる構成です。ただし小問の指定は2問でそろっていません。令和8年度の2問は、抽出する技術課題の数を複数とだけ指定しています。数を指定しなかったのは令和2年度以来6年ぶりで、令和3年度から令和7年度までの10題はすべて3点・3つ・3つ以上のいずれかで数を固定していました。

この記事は、令和9年度以降に建設環境を選択する人と、令和8年7月の筆記試験を受けて自分の答案を振り返っている人に向けたものです。模範解答や解答例は載せません。載せるのは、設問が何を書けと指示しているかの分解と、令和元年度から令和8年度までの建設環境 選択科目Ⅲ 16題を並べて数えた出題テーマ・設問形式の推移です。

根拠は日本技術士会が公表している各年度の試験問題の原文だけです。テーマ名は設問文中の語をそのまま使い、予備校の解説やまとめ記事は根拠にしていません。

令和8年度の建設環境Ⅲは何を要求しているか

まず出題の指示を確認します。選択科目Ⅲは2問題のうち1問題を選び、赤色の答案用紙3枚を用いてまとめる形式です。

Ⅲ 次の2問題(Ⅲ-1,Ⅲ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(赤色の答案用紙に解答問題番号を明記し,答案用紙3枚を用いてまとめよ。)

出典: 令和8年度技術士第二次試験問題〔建設部門〕建設環境(選択科目Ⅱ・Ⅲ)(日本技術士会)

答案用紙は1枚600字なので、3枚で1,800字です。選択科目Ⅲの配点は30点、選択科目ⅡとⅢを合わせた解答時間は3時間30分(13:00〜16:30)で、この時間内にⅡの3枚とⅢの3枚の計6枚を書きます。配点と時間の内訳は技術士二次試験の科目構成と配点・合否決定基準、答案用紙そのものの規定は筆記試験の答案用紙 — 600字の規定と合計9枚の使い方にまとめています。

Ⅲ-1(生態系ネットワークの構築・維持)が指示していること

 Ⅲ-1 「生物多様性国家戦略2023-2030」(令和5年3月31日閣議決定)では,生態系ネットワークの構築・維持を図ることとされており,生態系ネットワークを単なる概念的なものにとどめず,地域の取組,更に周辺地域にも範囲を広げた取組に落とし込んでいく必要があるとされている。 (中略) (1)生態系ネットワークの構築・維持が必要な理由を述べよ。また,生態系ネットワークの構築を具体的な取組に落とし込んでいくうえで,多面的な観点から技術課題を複数抽出し,観点を明記したうえで,それぞれの技術課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した技術課題のうち最も重要と考える技術課題を1つ挙げ,その技術課題に対する複数の解決策を,専門技術用語を交えて示せ。 (3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について,専門技術を踏まえた考えを示せ。

出典: 令和8年度技術士第二次試験問題〔建設部門〕建設環境(選択科目Ⅱ・Ⅲ)(日本技術士会)

小問ごとに、何をいくつ書けと言われているかを取り出すと次のようになります。

小問書けと指示されているもの数の指定見落としやすい条件
(1)構築・維持が必要な理由、観点、技術課題の内容技術課題は複数(下限は2つ)課題抽出の前に必要な理由を述べよという別の要求が置かれている/技術課題は具体的な取組に落とし込むうえでのもの
(2)最も重要と考える技術課題1つと、それに対する解決策技術課題は1つ、解決策は複数専門技術用語を交える
(3)すべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクと、その対策指定なし前提は(2)のすべての解決策を実行した状態/専門技術を踏まえた考えを示す

この(1)の形は、令和元年度以降の建設環境Ⅲでは3題目です。課題を抽出する前に別の記述を求めた設問は、令和2年度Ⅲ-1がヒートアイランド現象の原因を3つ記述せよ、令和3年度Ⅲ-1が生態系ネットワークの空間配置についての基本的な考え方を述べよ、そして令和8年度Ⅲ-1が必要な理由を述べよの3題だけで、いずれもⅢ-1に置かれています。

Ⅲ-2(循環資源の利用拡大)が指示していること

 Ⅲ-2 「地球温暖化対策計画」の2021年10月の改定において,「循環経済(サーキュラーエコノミー)」への移行を大胆に実行する旨が明記された。「国土交通省環境行動計画」の2025年6月の改定でも,「循環経済」の重要性の高まりを指摘している。「循環経済」への移行に当たっては,再生資源を利用した生産システムを構築し「循環資源の利用拡大」を推進していくことが鍵となる。 (中略) (1)「循環経済」への移行に向けた取組の1つである「循環資源の利用拡大」の推進に当たり,多面的な観点から技術課題を複数抽出し,観点を明記したうえで,それぞれの技術課題の内容を示せ。 (2)前問(1)で抽出した技術課題のうち最も重要と考える技術課題を1つ挙げ,その技術課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)前問(2)で示した解決策の遂行に際してすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。

出典: 令和8年度技術士第二次試験問題〔建設部門〕建設環境(選択科目Ⅱ・Ⅲ)(日本技術士会)

Ⅲ-2の(1)は前置きがなく、いきなり技術課題の抽出から始まります。Ⅲ-1との違いは2つです。1つ目は、(1)で書く要素がⅢ-1より1つ少ないこと。2つ目は、(2)に専門技術用語の指定がないことです。

小問Ⅲ-1Ⅲ-2
(1)で書く要素必要な理由+観点+技術課題の内容観点+技術課題の内容
(2)の条件専門技術用語を交えて示せ条件なし(複数の解決策を示せ)
(3)の締めくくり専門技術を踏まえた考えを示せ述べよ

同じ年度の2問で(2)の専門技術用語の指定が分かれたのは、令和8年度が初めてです。 令和5年度は2題とも指定あり、令和7年度も2題とも指定あり、それ以外の年度は2題とも指定なしでした。16題のうち専門技術用語の指定がある題は5題です。

状況設定の側では、Ⅲ-2が3つの公表文書を名指ししています。地球温暖化対策計画の2021年10月の改定、国土交通省環境行動計画の2025年6月の改定、そして循環経済への移行という枠組みです。循環という語が建設環境の選択科目Ⅲに現れたのは、令和元年度以降16題でこの令和8年度Ⅲ-2が初めてです(令和2年度・令和3年度・令和5年度・令和6年度にも循環の語はありますが、いずれも選択科目Ⅱ-1の側です)。

答案用紙3枚・1,800字に、小問3つをどう割り振るか

公表問題にも受験申込み案内にも小問ごとの字数指定はありません。判断材料になるのは、令和8年度のⅢ-1・Ⅲ-2が要求している要素の数だけです。

小問要求されている要素の数
(1) Ⅲ-1必要な理由1件+観点2つ以上+技術課題の内容2つ以上
(1) Ⅲ-2観点2つ以上+技術課題の内容2つ以上
(2) Ⅲ-1技術課題1つ+解決策は複数(下限は2つ)・専門技術用語を交える
(2) Ⅲ-2技術課題1つ+解決策は複数(下限は2つ)
(3) 両題すべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクと、その対策(数の指定なし)

1,800字を3つの小問で単純に等分すると1問あたり600字です。令和8年度で判断が必要になるのは、複数という指定をいくつと読むかです。 下限の2つで書けば1組あたりの字数は増え、令和7年度までと同じ3つで書けば1組あたりは減ります。令和8年度の2問は、この配分の決定を受験者側に戻した設問といえます。設問文は下限も上限も示していないため、どちらが正解かは公表されていません。

Ⅲ-1を選ぶ場合はもう1つ制約が加わります。(1)の冒頭で生態系ネットワークの構築・維持が必要な理由を書く分、観点と技術課題に使える字数はⅢ-2より減ります。要求される要素の数が最も多いのはⅢ-1の(1)です。

令和元〜8年度の建設環境Ⅲ 16題は何を出してきたか

この科目は全年度で各2問題なので、8年で16題です。テーマ名は設問文中の語をそのまま使いました。

年度番号出題テーマ(設問文中の語)
令和元年度Ⅲ-1社会資本整備事業における生物多様性の保全,再生等の取組
令和元年度Ⅲ-2都市と緑・農が共生するまちづくり
令和2年度Ⅲ-1ヒートアイランド現象の原因と建設分野における対策
令和2年度Ⅲ-2グリーンインフラの取組を検討プロセスに取り込むこと
令和3年度Ⅲ-1生態系ネットワーク形成の取組
令和3年度Ⅲ-2低炭素型・脱炭素型のまちづくり
令和4年度Ⅲ-1河川を基軸とした生態系ネットワークの現状
令和4年度Ⅲ-2グリーン・リカバリーと人やモノの移動に関する課題
令和5年度Ⅲ-1集約型の都市構造への転換と脱炭素型まちづくり
令和5年度Ⅲ-2整備内容に応じた河川環境の保全や影響緩和
令和6年度Ⅲ-1生物の生息・生育地の保全・再生・創出の取組
令和6年度Ⅲ-2防災・減災に寄与するグリーンインフラの普及と実装
令和7年度Ⅲ-1二酸化炭素排出量の削減による持続可能な都市構造の実現
令和7年度Ⅲ-2民間事業者が緑地の質と量を確保する取組
令和8年度Ⅲ-1生態系ネットワークの構築・維持
令和8年度Ⅲ-2循環資源の利用拡大の推進

この16題を主題の系統で分けて数えると、次のようになります。

主題の系統題数該当する年度・番号
生態系・生物多様性の保全5題令和元年度Ⅲ-1/令和3年度Ⅲ-1/令和4年度Ⅲ-1/令和6年度Ⅲ-1/令和8年度Ⅲ-1
緑地・グリーンインフラ4題令和元年度Ⅲ-2/令和2年度Ⅲ-2/令和6年度Ⅲ-2/令和7年度Ⅲ-2
脱炭素・低炭素の都市構造3題令和3年度Ⅲ-2/令和5年度Ⅲ-1/令和7年度Ⅲ-1
気候変動・二酸化炭素排出(都市構造以外)2題令和2年度Ⅲ-1/令和4年度Ⅲ-2
河川環境の保全1題令和5年度Ⅲ-2
循環経済・資源1題令和8年度Ⅲ-2

読み取れる事実は3つです。

第1に、生態系・生物多様性の保全を主題とする5題はすべてⅢ-1に置かれ、緑地・グリーンインフラを主題とする4題はすべてⅢ-2に置かれています。 8年で例外はありません。

第2に、生態系ネットワークという語が選択科目Ⅲの本文に現れたのは、令和3年度・令和4年度・令和8年度の3年度で、いずれもⅢ-1です。令和6年度Ⅲ-1は同じ生態系の系統ですが、使われている語は生態系の健全性の回復で、生態系ネットワークではありません。

第3に、令和8年度Ⅲ-2の循環経済・循環資源は、この16題で初めて登場した系統です。

次年度に何が出るかは公表されておらず、この表から出題を予想することはできません。建設部門の他科目・他年度の設問の並びは技術士二次試験 建設部門 過去問 — 令和元〜8年度96冊728設問の索引、同じ令和8年度の他科目の選択科目Ⅲは令和8年度 建設部門 道路 選択科目Ⅲの設問の要求事項、令和8年度 建設部門 都市及び地方計画 選択科目Ⅲの設問の要求事項、令和8年度 建設部門 河川 選択科目Ⅲの設問の要求事項、令和8年度 建設部門 土質及び基礎 選択科目Ⅲの設問の要求事項、令和8年度 建設部門 鋼構造及びコンクリート 選択科目Ⅲの設問の要求事項、令和8年度 建設部門 施工計画 選択科目Ⅲの設問の要求事項にあります。

同じ計画を扱った令和6年度Ⅲ-1と、何が変わったか

令和8年度Ⅲ-1が名指しした生物多様性国家戦略2023-2030は、令和6年度Ⅲ-1も名指ししています。16題で同じ計画名が2回使われたのはこの組み合わせだけです。

 Ⅲ-1 令和5年3月に策定された「生物多様性国家戦略2023-2030」では,世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」に対応するため,「2050年自然共生社会」及び「2030年ネイチャーポジティブ」の実現に向けた5つの基本戦略を掲げている。 (中略)  (1)生態系の健全性の回復を図るため,河川,道路,都市の緑地,海岸,港湾において生物の生息・生育地の保全・再生・創出の取組を推進するに当たって,多面的な観点から課題を3点抽出し,その内容を観点とともに示せ。

出典: 令和6年度技術士第二次試験問題〔建設部門〕建設環境(選択科目Ⅱ・Ⅲ)(日本技術士会)

同じ計画を根拠にしていても、書かせるものは違います。

令和6年度Ⅲ-1の(1)

多面的な観点から課題を3点抽出し,その内容を観点とともに示せ

令和8年度Ⅲ-1の(1)

多面的な観点から技術課題を複数抽出し,観点を明記したうえで,それぞれの技術課題の内容を示せ

差は3点です。課題という語が技術課題になり、3点という固定数が複数になり、観点とともにという表現が観点を明記したうえでに変わっています。計画名が同じでも、抽出する数と語が変わっている以上、令和6年度の答案構成をそのまま使うと数の指定に合いません。 過去問を政策文書名だけで分類すると、この違いを見落とします。

設問の型は8年でどう変わったか — 課題数の指定と(3)の内訳

8年分の(1)(2)(3)を並べると、指定の入り方が数えられます。

年度(1)の課題数の指定(1)で使われている語(2)の条件(3)の型
令和元年度指定なし(抽出し分析せよ)課題なし解決策に共通して新たに生じうるリスク(両題)
令和2年度Ⅲ-1は複数/Ⅲ-2は指定なし課題Ⅲ-1は建設分野における対策Ⅲ-1は対策の実施に際して生じうるリスク/Ⅲ-2は共通して生じうるリスク
令和3年度Ⅲ-1は3点/Ⅲ-2は3つ課題Ⅲ-1は建設分野における解決策Ⅲ-1は共通して生じうるリスク/Ⅲ-2はすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスク
令和4年度3つ(両題)Ⅲ-1は技術的な課題/Ⅲ-2は課題なし共通して新たに生じうるリスク(両題)
令和5年度3つ以上(両題)課題専門技術用語(両題)すべての解決策を実行しても新たに生じうるリスク(両題)
令和6年度Ⅲ-1は3点/Ⅲ-2は3つ課題Ⅲ-1は建設分野における解決策Ⅲ-1はすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスク/Ⅲ-2は共通して生じうるリスク
令和7年度3つ以上(両題)技術課題専門技術用語(両題)Ⅲ-1はすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスク/Ⅲ-2は将来的な懸念事項
令和8年度複数(両題)技術課題Ⅲ-1のみ専門技術用語すべての解決策を実行しても新たに生じうるリスク(両題)

数えると、変化は4つに整理できます。

第1に、課題の数を指定しない出題は令和2年度Ⅲ-2を最後に消えていましたが、令和8年度で複数として復活しました。令和3年度から令和7年度までの10題は、3点・3つ・3つ以上のいずれかで数が固定されていました。建設環境Ⅲで課題数が固定されていない年度は、令和元年度・令和2年度・令和8年度の3年度です。

第2に、課題という語が技術課題に変わったのは令和7年度からです。令和7年度の2題と令和8年度の2題、合計4題が連続して技術課題を使っており、令和6年度以前の12題には1回も現れません。令和8年度に課題へ戻った都市及び地方計画とは動きが違います。

第3に、(2)で解決策を建設分野におけるものに限定した題は3題で、令和2年度Ⅲ-1・令和3年度Ⅲ-1・令和6年度Ⅲ-1のすべてがⅢ-1です。令和7年度・令和8年度にはこの限定がありません。代わりに入っているのが専門技術用語の指定で、こちらは16題中5題(令和5年度の2題、令和7年度の2題、令和8年度Ⅲ-1)です。

第4に、(3)は16題中15題がリスクを問うています。 懸念事項という語を使ったのは令和7年度Ⅲ-2の1題だけです。

(3)(2)で示した解決策に関連して生じうる将来的な懸念事項とそれへの対策について,専門技術を踏まえた考えを示せ。

出典: 令和7年度技術士第二次試験問題〔建設部門〕建設環境(選択科目Ⅱ・Ⅲ)(日本技術士会)

設問から答案を組み立てる手順

過去問を使うときにまずやることは、答案を書くことではなく設問の指示を漏れなく取り出すことです。令和8年度の建設環境Ⅲの2問を材料にすると、手順は次のようになります。

  1. (1)に前置きの要求があるかを確認して問題を選ぶ。 Ⅲ-1は技術課題の前に生態系ネットワークの構築・維持が必要な理由を書かせます。Ⅲ-2にはこの前置きがありません。理由を落とした答案は、Ⅲ-1では要求の1つを満たさないことになります。
  2. 複数をいくつと読むかを先に決める。 令和8年度は2問とも数が固定されていません。決めてから字数配分に入らないと、(1)を書きながら組数が増減して(2)(3)の字数が足りなくなります。
  3. (2)の条件の有無を確認する。 Ⅲ-1は専門技術用語を交えて示せ、Ⅲ-2は条件なしです。同じ年度でも要求が違います。
  4. 観点と技術課題を対にして並べる。 両題とも観点を明記したうえで、と要求しています。技術課題名だけを並べた答案は、観点の明記という要求を落とします。
  5. (2)で選ぶ技術課題は(1)の中から選ぶ。 両題とも前問(1)で抽出した技術課題のうち、と限定しています。
  6. (3)の前提を取り違えない。 令和8年度は2問ともすべての解決策を実行した後を前提にしています。1つの解決策だけを取り上げるとずれます。

この6項目は、どの年度の選択科目Ⅲでも設問文から機械的に取り出せます。答案の中身を検討する前に置く確認工程です。同じ令和8年度の必須科目Ⅰとの設問の型の違いは令和8年度 建設部門 必須科目Ⅰ(Ⅰ-1・Ⅰ-2)の設問の要求事項で比較しています。

筆記のあとに来るもの — 合格発表から口頭試験へ

筆記試験の答案は返却されないため、自分が何を書いたかを再現できるのは記憶が新しいうちだけです。

令和8年度の筆記試験合格発表は11月上旬(11月4日(水)予定)、その後、令和8年12月上旬から令和9年1月中旬にかけて口頭試験が実施されます。受験申込み案内は採点結果の内容について、答案用紙の開示を含めて問合せには一切応じないとしています。11月になってから、建設環境のⅢでどちらの問題を選び、技術課題に何を挙げたかを確認する手段はありません。

口頭試験は筆記試験における記述式問題の答案及び業務経歴を踏まえて実施されると定められており、選択科目Ⅲで書いた技術課題と解決策は試験官の手元にある材料の一部になります。発表から本番までの逆算は筆記合格発表(11月4日予定)から口頭試験まで、試問事項と配点の構造は口頭試験の試問事項と配点(令和8年度)にまとめています。発表当日から本番までに何を準備するかは技術士 口頭試験 対策 — 筆記合格発表(11月4日予定)から本番までに公式資料で準備できること全部に順番どおりに並べています。

まとめ:次に取る3つの行動